Blue Is Far Way Color.

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by Shuntaro Tanigawa [1996] Reifu Shobo

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藍染とは

藍染とは

 リトマスが行う藍染め”灰汁発酵建て(あくはっこうだて)”は、藍の葉から作られた”すくも”という染料を使い、天然の素材のみで発酵させながら藍の染め液を作り出して染め付けるという、日本に古くから伝わる染色技法です。

 一度に大量に染められるインディゴ染めとは異なり、藍液の様子と呼応しながらの手作業です。また、自然の作用に頼りながら行われるため、同じように染めても、生まれてくる藍の青はそれぞれの表情を持ち、どれ1つとして同じものには仕上がることはありません。伝統的な技法を用いつつ、自分たちなりの解釈を加えながら、『日本の藍色』を表現し続けています。

 リトマスが行う藍染め”灰汁発酵建て(あくはっこうだて)”は、藍の葉から作られた”すくも”という染料を使い、天然の素材のみで発酵させながら藍の染め液を作り出して染め付けるという、日本に古くから伝わる染色技法です。

 一度に大量に染められるインディゴ染めとは異なり、藍液の様子と呼応しながらの手作業です。また、自然の作用に頼りながら行われるため、同じように染めても、生まれてくる藍の青はそれぞれの表情を持ち、どれ1つとして同じものには仕上がることはありません。伝統的な技法を用いつつ、自分たちなりの解釈を加えながら、『日本の藍色』を表現し続けています。

 リトマスが行う藍染め”灰汁発酵建て(あくはっこうだて)”は、藍の葉から作られた”すくも”という染料を使い、天然の素材のみで発酵させながら藍の染め液を作り出して染め付けるという、日本に古くから伝わる染色技法です。

 一度に大量に染められるインディゴ染めとは異なり、藍液の様子と呼応しながらの手作業です。また、自然の作用に頼りながら行われるため、同じように染めても、生まれてくる藍の青はそれぞれの表情を持ち、どれ1つとして同じものには仕上がることはありません。伝統的な技法を用いつつ、自分たちなりの解釈を加えながら、『日本の藍色』を表現し続けています。

藍染めの成り立ち

藍染めの成り立ち

藍染めの成り立ち

藍染めの成り立ち

 藍染めを紐解いていくと、その歴史の深さに驚かされます。古代エジプトではミイラが包まれていた布に藍染めの糸が使われていたとも言われています。日本に伝えられたのは5世紀ごろのことと言われ、法隆寺や正倉院の宝物の中に、藍による染色作品が多数残されています。戦国時代には、武士たちが戦に赴く際に、身に着けるものを藍で染めていたとも言い伝えられています。藍色の中でも特に濃い青色を「褐色(かちいろ)」と呼ぶのですが、この色を「勝ち」にかけ、「勝ち色」にあやかろうとしてのことだったというのは興味深い事実です。

 古の時代、青色は藍の葉でしか生み出すことができませんでした。貴重であり稀有な青色は、それゆえ一部の特権階級の人にのみ許される色だったのです。その藍の青色が時を経て、庶民の色となったのは江戸時代のこと。当時広く普及し始めた木綿と藍染の相性が良く、染め重ねることで生地が丈夫になると、生活の中に浸透していきました。また「藍で染めたものは虫が嫌う」などと言われていたこともあって、畑仕事のための野良着から、手ぬぐい、肌着、座布団、暖簾などの生活の多くのものを藍で染めていました。

 その当時の様子は、葛飾北斎や安藤広重が藍の顔料によって色鮮やかに描き出しています。その青は「ヒロシゲブルー」と呼ばれ、のちに広く世界で称賛されることになります。しかし、それほどまでに深く人々の生活の中に溶け込んでいた藍染も、明治後半になり、合成された化学染料が流入すると、一気にその存在感を薄めていきます。自らの土地で木綿と藍を大切に育み、生活の中で藍染めを生かしていたわずか100年ほど前の日常の風景は、今となっては想像すらしがたいものです。しかし、かつて日本は、藍の青色に満ち溢れていた国であったことは確かな事実です。

 藍染めを紐解いていくと、その歴史の深さに驚かされます。古代エジプトではミイラが包まれていた布に藍染めの糸が使われていたとも言われています。日本に伝えられたのは5世紀ごろのことと言われ、法隆寺や正倉院の宝物の中に、藍による染色作品が多数残されています。戦国時代には、武士たちが戦に赴く際に、身に着けるものを藍で染めていたとも言い伝えられています。藍色の中でも特に濃い青色を「褐色(かちいろ)」と呼ぶのですが、この色を「勝ち」にかけ、「勝ち色」にあやかろうとしてのことだったというのは興味深い事実です。

 古の時代、青色は藍の葉でしか生み出すことができませんでした。貴重であり稀有な青色は、それゆえ一部の特権階級の人にのみ許される色だったのです。その藍の青色が時を経て、庶民の色となったのは江戸時代のこと。当時広く普及し始めた木綿と藍染の相性が良く、染め重ねることで生地が丈夫になると、生活の中に浸透していきました。また「藍で染めたものは虫が嫌う」などと言われていたこともあって、畑仕事のための野良着から、手ぬぐい、肌着、座布団、暖簾などの生活の多くのものを藍で染めていました。

 その当時の様子は、葛飾北斎や安藤広重が藍の顔料によって色鮮やかに描き出しています。その青は「ヒロシゲブルー」と呼ばれ、のちに広く世界で称賛されることになります。しかし、それほどまでに深く人々の生活の中に溶け込んでいた藍染も、明治後半になり、合成された化学染料が流入すると、一気にその存在感を薄めていきます。自らの土地で木綿と藍を大切に育み、生活の中で藍染めを生かしていたわずか100年ほど前の日常の風景は、今となっては想像すらしがたいものです。しかし、かつて日本は、藍の青色に満ち溢れていた国であったことは確かな事実です。

灰汁発酵建て(あくはっこうだて)

灰汁発酵建て(あくはっこうだて)

灰汁発酵建て(あくはっこうだて)

灰汁発酵建て(あくはっこうだて)

 藍の染め液を作ることを「藍を建てる」と言います。“灰汁発酵建て”とは灰汁(あく)を用い、微生物の作用に頼りながら自然に発酵を促し、藍液を作り出して染めつける日本の伝統的な染色技法です。藍液を仕込むために、木灰と熱湯を加えてとった灰汁を入れ、そこに”すくも”(藍の葉を4ヶ月ほどかけて作った藍の染料)と石灰、発酵を促すために日本酒と小麦ふすまを加えます。

 発酵に適した温度を保ちながらこまめに混ぜることを繰り返すと、2、3日ほど経った時に、藍液の表面に泡が立ち始めます。この泡は”藍の華”と呼ばれ、発酵が進んでいることの目印となります。 

 藍の染め液を作ることを「藍を建てる」と言います。“灰汁発酵建て”とは灰汁(あく)を用い、微生物の作用に頼りながら自然に発酵を促し、藍液を作り出して染めつける日本の伝統的な染色技法です。藍液を仕込むために、木灰と熱湯を加えてとった灰汁を入れ、そこに”すくも”(藍の葉を4ヶ月ほどかけて作った藍の染料)と石灰、発酵を促すために日本酒と小麦ふすまを加えます。

 発酵に適した温度を保ちながらこまめに混ぜることを繰り返すと、2、3日ほど経った時に、藍液の表面に泡が立ち始めます。この泡は”藍の華”と呼ばれ、発酵が進んでいることの目印となります。 

藍の青

藍の青

藍の青

藍の青

 建てた藍の液は茶褐色の液で、発酵による独特の匂いを持っています。その藍液の中に生地を入れ、十分に吸着させて絞り、空気を含ませるようにしながら広げます。その生地を水にくぐらせると、藍の青が現れてきます。藍染めは、青色を直接染めつけるのではなく、「酸化」と「還元」による反応のプロセスから青い色が生み出されるという、他の草木染めとは異なる染色の原理を持っています。

 発酵した藍は生きていて、日々変化します。無理して染め過ぎると藍の状態が悪くなって染まらなくなり、また染めることがない日でも、1日1回は必ず藍液をかき混ぜて空気を送り込まなければ安定した状態を保つことができません。

 緑色の藍の葉から何ヶ月もかけて”すくも”を作り、藍を建て、そして日々手入れしながら育まれる藍の青。その色は「手間」という文字の如く、多くの「手」と「時間」によってようやく生み出されるのです。馴染むという言葉の通り、藍が生み出す青は身に着ける人それぞれのもとでさらに表情を豊かにしていきます。使うほどに馴染んでいく藍の青色を、どうぞお楽しみください。

 建てた藍の液は茶褐色の液で、発酵による独特の匂いを持っています。その藍液の中に生地を入れ、十分に吸着させて絞り、空気を含ませるようにしながら広げます。その生地を水にくぐらせると、藍の青が現れてきます。藍染めは、青色を直接染めつけるのではなく、「酸化」と「還元」による反応のプロセスから青い色が生み出されるという、他の草木染めとは異なる染色の原理を持っています。

 発酵した藍は生きていて、日々変化します。無理して染め過ぎると藍の状態が悪くなって染まらなくなり、また染めることがない日でも、1日1回は必ず藍液をかき混ぜて空気を送り込まなければ安定した状態を保つことができません。

 緑色の藍の葉から何ヶ月もかけて”すくも”を作り、藍を建て、そして日々手入れしながら育まれる藍の青。その色は「手間」という文字の如く、多くの「手」と「時間」によってようやく生み出されるのです。馴染むという言葉の通り、藍が生み出す青は身に着ける人それぞれのもとでさらに表情を豊かにしていきます。使うほどに馴染んでいく藍の青色を、どうぞお楽しみください。

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LITMUS Indigo Studio, JAPAN

4-14-12 Hon-Kugenuma

Fujisawa-shi, Kanagawa

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© 2023 LITMUS

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by Shuntaro Tanigawa [1996]Reifu Shobo

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